ムカシトンボ観察会
2026年5月19日
飲めるほどの清浄な渓流にしか生息しない「ムカシトンボ」が
馬路村にいるとわかったのが今年の2月。
村の子どもたちにも、その感動と、
住んでいる村の自然について考えるきっかけをつくりたいねと
夢見て話していたことがついに形になりました。
この日は、トンボと自然を考える会から
トンボ研究家の杉村光俊さんと、
野村彩恵さんが先生として馬路村に来てくれました。
小学生の子どもたち17人が集まり、
ムカシトンボは動く石の下にいること、
網を下手に置いて、石をはぐって捕まえる方法を習いました。
ムカシトンボとは、1億数千年前の恐竜時代に栄えたトンボの形質を未だ持つ
「生きた化石」とも呼ばれる希少なトンボです。
子どもたちがそれぞれ探していたところ・・・
いました!
6年生のかのちゃんが発見した
まだ小さいムカシトンボの幼虫です。
この幼虫は生まれてから2年ほどで、
ムカシトンボは幼虫の状態で5年も過ごすそうです。
他にも、オジロサナエやミルンヤンマなど
きれいな川に棲むヤゴを発見したり
子どもたちが「チチブ」と呼んで捕まえている魚は
「オオヨシノボリ」という名前があることを教えてもらったりと、
面白いお話に子どもたちもものすごい集中力で聞いていました。
水中でヤゴを探した後は陸に上がって
トンボの成虫探しです。
この日は気温が高く、お目当てのムカシトンボの成虫は見られず
他のトンボもあまり出てきてはいませんでしたが
先生が捕まえてきてくれた初めて見るトンボに皆興味津々で
解散した後もトンボ講座が続いていたほどです。
ムカシトンボや、今日馬路村の川で見つけたトンボのヤゴがいるということは、
この安田川は長い間、広い範囲にわたって安全で美しい川が続いているということ、
先生が馬路村の隣の安田町で見つけたトンボがいたということは、
上流に住む皆が川を美しく保っているからだよと伝えてくれたことや、
トンボや昆虫、魚たちがこれからも生きていくためには
皆が川を美しく守ってほしいこともメッセージとして
子どもたちに届いたようでした。
未来にも美しい自然が暮らしとともにあるように
できることをやっていきたいと思います。












