日々馬路村

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ゴバシさまの藤

2025年5月07日

今年はゴバシさまの藤が花沢山だよと
お知らせをもらい駆けつけてみると、
あたりを覆い尽くすかのような見事な咲きぶりでした。

近くで畑作業をしていたおんちゃんに訪ねたところ、
「子どもの頃にはもうあった、かなり古いね」とのこと。
昔はこのフジの木の下で野鳥を見つけたりして遊んでいたそうです。

今は、田んぼの見回りや
ゆずのつぼみのつき具合を見たり、草刈りをしたりと
忙しく駆け回っているようです。

昔も今も、ずっとそこにいて
私たちやこの地域を見守ってくれているのですね。

※5/13追記※

「フジの木の下で」と書きましたが、
正しくは別の木にフジが巻きついて
こんなにも見事な姿になっているとのことでした。
掲載したのは「ヤマフジ」で、つる性があり
フジとはつるの巻き方が反対で、
花房がフジほどは長くならないのだそう。

フジの世界が広がりました。

おかえり

2025年5月01日

今年も、ツバメたちが村に帰ってきました。

「おかえり」と聞こえてくるかのような
開け放たれたおばちゃんちの納屋には
ツバメが気ぜわしく行き来し
ヒナたちのにぎやかな声が聞こえてきます。

畑づくり

2025年4月23日

農協の先輩が「おんちゃんと一緒に新しい畑をつくりに行く」
というので、後輩としてしっかり覗きに行きました。

毎年畑をやっている先輩ですが、今年は今までの土地を休ませる意味もあって
新しい場所に畑をつくることにしたそう。
畑づくりに必要なものはおんちゃんが全部用意して、準備万端です。

肥料をまいて耕運機でたたけば、固まっていた地面がふかふかになります。
見た目より重い耕運機に「うんしょっうんしょっ」と振り回される先輩をよそに
おんちゃんはすいーっと耕して、先輩が時間をかけた場所を一瞬で終わらせてしまいました。
次はクワを持ってきて土を盛り上げ、畝づくりです。
先輩が半分進むうちにシャッシャッシャと畝をつくってしまう
おんちゃんは熟練のクワさばきでした。

二人が畑をつくっている最中、ぼーっと景色を眺めていたら
道の隅っこで見慣れぬものがゴソゴソ。
慌てて聞けば「アナグマやね、あら太いな。春になったき出てきたがやねぇ。」
となんでもないように言って、おんちゃんはまた畝づくりに。
人が畑仕事をしているすぐ脇の道をポテポテと歩く姿にほっこりしつつ
こちらに気づきながら逃げもしない様子に、平和だなぁと思った夕方でした。

地球とつながるパイプ

2025年4月22日

今日は「アースデイ」ですね。
わたしたちの暮らしから地球に想いを巡らせてみると、
やっぱり水がうかんできました。

写真の真ん中にある線は、水のパイプです。
対岸の山から湧き出た谷水を引いて生活水として使っています。

昔、水道が整う前にここの集落に住む人たちで
竹で作ったパイプを渡して山から引いてきたそうですが
水道が普及した今も、プラスチックのパイプに変わりはしたものの、
外で野菜を洗ったり、
顔を洗ったり、歯を磨いたりと
谷水は暮らしの一部として残っています。

今日も谷水や川の水は途切れず流れていて
わたしたちはその恵みの中で今日という1日を暮らしています。

1粒の雨粒が山の土に落ち、地面にしみ込み
木の根から吸い上げられて山に蓄えられ、
やがて1滴の水としてしみ出し、流れをつくり
川となり、、、

目の前のコップ1杯に集まったこの水たちは、
どれくらいの長い時間をかけてここへ巡ってきたのだろう、と考えると
途方もない長旅の出会いにありがとうと言いたくなります。

ありがたいお昼

2025年4月18日

昨日のお昼、
「お花見の残りもの、食べ来ませんか」と
おばちゃんからのお誘いに
二つ返事で若者数人が連れ立ち
宴会小屋に集まりました。

揚げたての鮎に、お刺身、おすしのおにぎり、
山菜の和え物、かき揚げなど豪華なお昼に
「宴会ばぁあるね」とお腹いっぱいいただきました。

前日の夜は80代のおんちゃんおばちゃん7人が集まって
まだ花が残っていた桜を肴にお花見をしていたそう。

「ゆんべは終わって時計を見たら、夜中の12時じゃった」
と言うおんちゃんたちのパワフルさに恐れおののく若者たちでした。