日々馬路村

日々馬路村

日々馬路村

出会い

2024年12月11日

先日のこと。
うまじのパン屋さんから
美しい楽器の音色が聴こえてきていました。

大阪からはるばる来てくださった
バイオリン奏者の橋本さんと、
ビオラ奏者の畑野さん。

きっかけは、畑野さんが20年前にお遍路巡りで
高知の神峯寺に来られた時だったそう。
真夏の暑い日で、お寺の方がお接待に手渡してくださったのが
「ごっくん馬路村」で、その味が忘れられず
すぐに馬路村を訪れて以来、
なんと、年に2回馬路村に来てくださるほどに
うれしいご縁が続いています。

楽器が好きで楽器の修理まで得意なパン屋さんには
ギター、バイオリン、チェロなどたくさんの楽器が並んでおり、
ここで皆が楽器を気軽に触って楽しんでほしい、
ここから音楽が響いていたらいいなぁと
常々話してくれていた、店主のたてきさん。

畑野さんが馬路村に来てくださるうちに、
「ここのパン屋さんにはこんなに楽器があるなんて、何事だろう?!」
と関心を持って寄ってくださるうちに、
ついに「明日、演奏会をするから」と楽器を持って来てくれたそうです。

出会いとは、思いもかけないところで
繋がるのですね。

音楽と、お遍路と、ごっくん馬路村の
素敵なご縁に感謝です。

わっしょい!

2024年12月07日

12月6日で無事にゆずも終わり
村のおんちゃん、おばちゃんたちもホッと一息つきました。

今日は神祭の日。
村の若いしたちが神輿を担いで村内を練り歩きます。
そして毎年恒例の川渡り。

川から「ひやい!ひやい!!」と悲鳴を上げながら村の若いしが渡っていきます。

また1年、みんなが元気で過ごせますように。

見ごろ

2024年12月03日

朝晩の気温が、ぐんと冷え込み
ゆずの森の紅葉も見ごろになりました。


ゆずの収穫が終わった農家さんたちも増えて
「くつろいだ」と言う声も聞こえてきました。
ゆずとりも今週まで。ラストスパートです。

がんばる女子たち

2024年11月26日

ゆず畑で活躍するのは
おんちゃんや男子の若いしだけではないんです。

村の女子たちも
目をみはる程にたくましく、たのもしく
ゆず畑で奮闘中です。

高いところのゆずをとるのは
なかなか肩や首の疲れる作業ですが
さすがは仕事師のくみさん、
みるみるうちに、ゆずを収穫していきます。

「毎日やき体もしんどいけんどね」
と笑いながらリズムよくゆずつみの手を進めるまちこさん。
まちこさんとくみさん、この日は母娘2人でのゆずとりでした。

こちらでも、今日は旦那さんがお仕事なので
せっせとがんばるしおりさん。
「収穫、終わるろうかー」と言いながら
ひとつ、ひとつと手を進めていきます。

細い道

2024年11月26日

先日のこと、
ゆずの谷の中腹あたりで
ひょっこりと、たぁさんに出会いました。

畑をつなぐ道は、
車も運搬機さえも入らない
細いくねくね道。

収穫したゆずは一輪車で
広い道まで運ぶ必要があります。

ゆずのカゴを乗せて
上手にバランスをとると
くるりと方向を変えて
颯爽と駆けていきました。