日々馬路村

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イタドリ

2024年4月09日

【注意】今回の下処理は失敗したので、レシピが気になる方は「イタドリ 下処理」と検索してみてください。

イタドリといえば海外では侵略的外来種に指定されていますが、高知県では「いたどりの油いため」という郷土料理にもなっています。
ということで実際に採って来ました。

見た目は毒々しいです。1.5cmから2cmくらい太さがあり、斑点模様のある硬い茎に紫の葉っぱ。
ですがピーラーで皮を向いてみればフキのようにきれいな緑色に。

そして包丁で手頃な大きさに切り、沸騰前のお湯をかけて、一日冷水に浸して下処理は完了です。
思ったより簡単です!

翌日
スジ!圧倒的スジ!!
どうやらピーラーで皮を向いたくらいではすべてを剥ききれなかったみたいです。
少し噛んでみると、やっぱりスジが口に残ります。
あとは…食感が無い!本来のイタドリにはコリコリっとした歯ごたえがあるのですが、今回のものには全然無いです。
多分お湯につける時間が長すぎたか、お湯自体が熱すぎたかですね。


↑↑↑(右)スジが残っているイタドリ。(左)スジを取り除いたイタドリ。

ふにゃふにゃになったイタドリを再度ピーラーで剥いて、
酒、醤油、砂糖、鰹節で炒めると…
イタドリから風味と歯ごたえを無くした炒め物ができました!(調味料を食べてる感じ)

今回は下処理に失敗したのでもう1回イタドリを採ってチャレンジしてみたいと思います。
イタドリは日本全国の山に生えてるらしいので皆様も食べてみてはいかがでしょうか。

追記 : 2024/04/15
このブログを見たオペレータさん達からプロのやり方を教えてもらいました!
上では「沸騰前のお湯をかけて、一日冷水に浸して下処理は完了」と書いていますが、これがそもそもの大間違いでした。
下処理のやり方は家によって違いますがその一つをご紹介。

(天気の良い晴れの日限定)
1、イタドリを午前中にのうちに取ってきます。
2、取ってきたイタドリを夕方まで天日干しします。
3、イタドリが少し暖かくなった状態で皮を剥くとスルスルと剥けます。

以上が下処理のやり方でした!
正しい手順がわかったところで1つ問題が浮上…
それは村のおじちゃんおばちゃんのイタドリ争奪戦にすでに出遅れているということ!!!!!!
今回のもプロの目利きがスルーしたものを取ってきたのかな思います。
これは…本格的に登山の格好をして山に入らないと無さそうですねー。